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2008年12月 4日 (木)

『命』を守るのが先・・・壮絶介護

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05sikotuko31今朝のスーパーモーニングで、痛ましい事件を取り上げていた。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは日本政治の貧困である。国民の命を守ることが政策の第一で、必要な道路は作るのは良いが、先ずこういった人の命を救うのが先決だ。といっていた。人間の態をなさない「認認介護」となると、落合恵子さんはいう。

全く同感である。独居老人の世帯が、増えてくる。放って置くことはできない。

ZAKZAK記事参考・・・昨年12月、宮崎市の自宅で35年間も介護を続けていた当時100歳の実父を殺害し、殺人罪に問われている主婦(71)に、6000人近い減刑嘆願書が寄せられていることが分かった。そして、主婦は地域での評判すこぶるいい。主婦は人生の半分(35年)を介護に費やし、ここ10年は認知症になった実父から激しい暴力や叱責を受けていたという。“老々介護”の壮絶極まる実態に、宮崎市民の多くが同情を寄せている。誰でも主婦の立場に立ったら・・・とやりきれない思いである。

起訴状などによると、主婦は昨年12月24日午後2時ごろ、自宅で寝ていた実父の首、腹部などを包丁で刺し、失血死させた。犯行後、主婦も腹部や首を刺して自殺を図ったが、帰宅した夫に見つかり一命を取り留めた。クリスマスイブの惨劇だった。治療に当たった医師はあと5分遅かったらたら、助からなかったという。

主婦は36歳だった1973年ごろ、当時65歳の父の介護を開始。認知症を発症した98年以降は、毎日のように激しく叱責され、つえで威嚇されるようになった。その一方で父親は深夜徘徊やガラスの破壊、真夜中に大声を出し続け、主婦は昨年4月、うつ病を発症。そんな娘を父親は他人と誤解し、「盗った物を返せ」などとののしっていたという。

自宅に人を招くことも困難になったため、主婦は家族と話し合い、父親を昨年12月25日に施設に入れることを決めた。しかし前日の24日、「施設には入らん。死んだ方がまし」と激しく抵抗され入所を断念。「父親を残せば、夫や妹にも迷惑をかける」と無理心中を図った。別の時期にも自殺を考えていたといい、帰宅して見つけた夫に「ごめん、死なせてちょうだい」と語ったという。

逮捕後、地元の宮崎では主婦の減刑を求める嘆願書に市民ら約6000人が署名。弁護側は「遺族にも処罰を求める声はない」として、検察の求刑5年に対し執行猶予付きの判決を求め、今月1日に結審した。

元鹿児島県庁高齢者対策課職員で、宮崎公立大准教授(行政学)の有馬晋作氏は「宮崎などの地方ではまだ、嫁や娘が年老いた親の面倒を最後まで見るべきという考えが根強い」と語る。

「特養老人ホームは全国的に満床状態が続いている。介護保険でデイケアを利用しても負担は軽減されない。しかも、知人やヘルパーを自宅にあげて手伝ってもらうことが恥ずかしいと考える人もまだ非常に多い」(有馬氏)

福井市の介護施設「うさごえ介護サポート」経営者の石川貴世子さんは「暴れるタイプの認知症老人は想像以上に力が強い。女性1人の介護は現実的に無理。行政のサポートを介護者、要介護者のいずれかが拒否するケースも多い。(今回の事件も)周囲は主婦の状況を知りつつも受け入れられなかったのではないでしょうか」と語る。そのうえで、「危害を加えられれば、実の親でも敵意は芽生える。それが虐待に発展するケースもありますが、今回は同情を禁じ得ない事件です」と言葉を詰まらせた。判決は今月26日に言い渡される。

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