金正日総書記と朝鮮半島
【ワシントン17日聯合】北朝鮮の指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記が「世界最悪の指導者」に選ばれたと、米紙ワシントンポストの週末マガジン・パレードが17日に報じた。
パレードは毎年、「世界最悪の10大独裁者」の順位を発表してきた。今年も米国務省や人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチ、アムネスティ・インターナショナル、国境なき記者団などの資料や情報を基に、人権虐待、指導者の統治による住民の苦痛水準、指導者の絶対的な権力の程度などを分析した結果、金総書記が最悪の独裁者順位で昨年の2位から今年は1位になったと明らかにした。
金総書記を「世界で最も孤立し抑圧的な体制を統治している。北朝鮮住民は政府の宣伝以外の情報に全く接することができない」と評している。また、北朝鮮政権は特定個人の犯罪に対し家族3代が処罰されることがあり、約20万人の住民が強制労働の収容所に監禁されているものと推定した。北朝鮮が中国に脱出しようとする人を捕まえ拷問・投獄しているとも言及した。
米国との関係においては、金正日政権は昨年、米国など他国に対し核施設を閉鎖すると約束したが、昨年12月末と設定されていた全面的な核開発計画の申告は期限を過ぎたと指摘した。
福田康夫首相になってから、拉致問題でテレビ・新聞などの報道が、めっきり少なくなって拉致被害家族の思いは、何とも切ないことだろう。拉致問題も未解決であり、平成16年5月22日の第2回日朝首脳会談において、北朝鮮側より、直ちに真相究明のための徹底した調査を再開する旨の明言があったにもかかわらず、未だに北朝鮮当局より納得のいく説明がなされていない状況である。
最近のニュースで韓国に22名が逃亡したが、北朝鮮に送り返され、処刑されたという。普通の国でないところが怖い。
韓国の新大統領就任2/25日で李明博(イ・ミョンバク)氏は、盧泰愚大統領とは違い、拉致問題も動きは期待したい。
民主党の小沢代表20日から22日まで韓国ソウル市を訪問し、李明博次期大統領と会談する。新政権下での日韓関係や北朝鮮情勢について意見交換するものとみられる。また小沢氏は韓国滞在中、朝鮮日報社主催の「リーダーシップと変化」をテーマにしたシンポジウムで講演する予定である。
北東アジアの平和安定と、拉致問題を含め、北朝鮮半島の新しい動きに期待したい。
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