動機、発汗、震え「社会不安障害」
自分は子供のころから、「引っ込み思案」と親から言われていて、恥ずかしながら70歳の爺さんになってしまった。もう遅い何とかしようと思ってもしようがない。
益々複雑多岐になった世の中、生まれ持ったおしゃべりの上手な人・下手な人がいる。上手な事に越した事はないが、人格の評価基準にされるのは、如何かと思う。上手な人と出会うと、羨ましく思ったり、どうすればうまくなれるのだろうかと、悩んでいた時期もあった。
まあこれが精神療法・薬物療法で改善されると言う。性格の問題だけではないようだ。従って幼少の頃から、注意深く関心を持つ事が大事なのかなあ・・・そこで昨日(1/30)のZAKZAKの記事に以下の記事があったので記してみた。
人前で何かしたり、注目を浴びたりする。知らない人と会話したり、接したりする。そうした場面が苦手で、緊張して手や声の震え、動悸(どうき)や発汗、顔の紅潮などが起こる人も少なくない。だが、それを苦に人づきあい自体を避けるようになると、社会生活への支障となる。
こうしたことは従来、単に性格の問題と片づけられてきた。しかし近年、これは「社会不安障害(SAD)」という病気で、精神療法や薬物療法で改善が可能と考えられるようになった。
『人の目が怖い「社会不安障害」を治す本』(マキノ出版)の著書がある、三木内科クリニックの三木治院長に聞いた。
「社会不安障害は、人とかかわる場面で不安や苦痛を感じ、そのために社会生活に支障をきたす病気。米国精神医学会の診断基準(DSM-IV)に記載され、注目されるようになった。疫学調査の結果、8-30人に1人と非常に高い確率で起こることがわかり、社会問題となっている引きこもりやニートの増加とも関係していると考えられている」
病気とされることにかえって抵抗感を覚える向きもあるかもしれないが、治療によって改善できる点に着目すべきだ。
「抗うつ薬として広く使われているSSRIが、社会不安障害にも有効とわかってきた。また、自律訓練法などの心理療法も改善に役立つ。何より、性格のせいだとあきらめなくていいことが、この問題に悩む人への福音といえる。治療で社会不安障害を克服できた患者は、他人には理解されなかった苦しさから解放される。長い間避けてきた場面から逃げないことで、人生が変わった、という人もいる」
SSRIとは Selective Serotonin Reuptake Inhibitorsの略で、新世代の抗鬱剤の一群を指す。
だから、精神障害になった人でも薬物療法で改善されるという事を認識する事である。
【Aさん(50)のケース】
50代男性、Aさんはバリバリの営業職を経て、30代半ばで起業。ところが、そのころから突然、人混みや人づきあいに異様な緊張感を覚えるようになり、レストランや映画館に入れない、冠婚葬祭の席も逃げ出したくなる、といった症状が現れた。だが、人に知られては…と、20年近くもそのことを隠し続けた。3年ほど前に新聞記事を見て、初めて自分の症状が社会不安障害と認識。SSRIの投与を受けたところ、しだいに人前で緊張しなくなり、1年ほどで仕事や生活のほぼすべての場面で不都合を感じないほどに改善した。
「社会不安障害は一般的に思春期や若いころに起こることが多いが、Aさんのような例もある。いずれにせよ、問題となるのは、その人が感じている日常生活への支障の大きさ。たとえ、動悸や発汗などの身体症状が軽度でも、本人にとって非常に気になり、生活に支障をきたしているなら、社会不安障害と診断される可能性がある。精神科や心療内科などの医療機関に相談してみてほしい」 ZAKZAK 2008/01/30