ブラッドレーの請求書
今日の名言 知識においての真理は直(ただち)に実践上の真理であり、実践上の真理は直に知識においての真理でなければならぬ。 |
| 西田幾多郎『善の研究』 |
道徳教育の難しさは、子を持つ親でないと分るものでない。子供の教育、特に道徳教育は日常の生活の中から教える事の重要性は、子供が育ちあがって気がつくものである。出来、不出来が親の評価ではなく、他人が評価するものだから非常に難しい。
今、教育のルネサンスが叫ばれいる。その中で、「ブラッドレー請求書」という教材があるそうだ。読売新聞の記事(抜粋)から、考えて見た。
●ブラッドレーは朝食時、母の皿に、丁寧にたたんだ請求書を載せた。母はにっこり笑って何も言わず、昼になると、ブラッドレーの皿に請求書通りのお金と母からの請求書を載せた。ブラッドレーは目を涙でいっぱいにし、お金を返して謝った。ブラッドレーからの請求書=お使い賃1ドル、お掃除賃2ドル……、母からの請求書=病気をした時の看病代0ドル……合計0ドル。
●道徳の教材「ブラッドレーの請求書」のあらすじだ。東京都練馬区立大泉東小学校では、この教材を使った授業を6月の日曜日、保護者向けにも行った。7日付で紹介した京都の中学校と同様の試み。「子供に納得できるよう話をすることが大切」「子供を成長させるには親の知恵が不可欠」と様々な議論がされた。
●子育て相談を受けた経験のある女性も、「道徳での家庭へのアプローチの必要性を痛感する」とメールを寄せた。家庭での教育には「親自身が、自分を大切にすることを身をもって知る必要がある。自分を粗末にする子は、自尊感情に乏しく、自己評価も低い。それは生きてきた家庭で培われた結果でもある。
●埼玉県の女性(46)は小学生と大人が目を見てあいさつする記事の写真を見て「自分のあいさつに気持ちがこもっていなかったのか」と考えた。
●登校中の子供たちを見守る役割をしているが、「あいさつを返す子は決まっている。1年間、声をかけても返さない子は絶対返してこなかった」「今の子は家庭でもあいさつの機会を失っているのかも」。だが、記事を機に「子供の顔を見て、子供のあいさつが聞けるまで声をかけてみようと思う」と記した。
●大阪市の書道家は「今の子は、あいさつが出来ない子がほとんど」。書道教室で、まずあいさつの指導からしつけているという。神奈川県の女性からは「大人から子供へ、子供から大人へ、あいさつを交わすことで、世の中が少しでも良い方向に向かってほしい」と詩の投稿もあった。
●生徒会と連動した道徳教育に取り組む中学校の記事(2日付)には、素手素足でトイレを掃除する姿に「感動した」「心がなければできないことだ」という声の一方、「衛生上問題」という指摘も多かった。
●ただ、学校では、汚物に触れない掃除法や、掃除後のアルコール消毒の実施を徹底、手袋や上靴カバーも用意している。素手素足の掃除を奨励しているわけではなく、続けるうちに、自主的に手袋などを使わなくなったという。
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